めまいになる意味「めまいが教えてくれるメッセージ」
こんにちは、橋本麗子です。
身体が伝えるメッセージを受け取る事で、自分本来の生き方に気付き、
人生を変えていくお手伝いをしています。
本日は、めまいついてお話しさせていただきます。
めまいが起きるとどうなるか?
足元に力が入らず、ふらついてしまいますよね。
つまり、めまいのメッセージには、ちゃんと地に足をつけている感覚はありますか?
と身体は教えてくれているのです。
めまいの種類について
めまいには、大きく分けると3つの種類に分かれます。
1)ぐるぐると回る回転性めまい
2)ふわふわとした浮動性めまい
3)立ちくらみ
耳鳴りも一緒であれば、メニュエール病であったり、
脳神経からくるめまいもあります。
しばらくすると落ち着いて来たりするので、つい後回しにしてしまいますが、
大事に至らないよう、自己判断せず早めにきちんと診断してもらいましょう。
心因性によるめまいについて
ここでは、脳神経系からくるめまいではなく、
心因性からくるめまいについてお話していこうと思います。
私の母は、もう30代の頃からめまいと常にありました。
立ちくらみは頻繁で、
学校から家に戻ると早々に
「手を握っていて!下に吸い込まれそうで怖い!」と言われ、
まだ小学校の私では、どうすることも出来ず、いつも不安な思いで手を握ってました。
40代頃にメニエール病と診断されたのですが、
もうこの時以前に原因の元は、できていたようです。
めまいの原因の約70%は、三半規管などの耳の疾患が原因と言われていますが、
残りは原因不明です。
その場合、自律神経の乱れからくるめまいが主になっています。
自律神経は、以前も「自律神経失調症」について投稿してますが、
身体の全体のバランスを整えてくれる重要な器官です。
自律神経に乱れがくるほどの
精神的にストレスがかかりすぎてしまっているような事はないでしょうか。
特に、メニエール病は、
精神的・肉体的疲労、ストレス、睡眠不足などの状態の人に起こりやすい傾向がある
と言われています。
常に神経が張り詰めた状態を過ごしていないか、普段の生活を見直してみてください。
「周りが思い通りに動いてくれない。だから、私が〇〇しなきゃ」
とは、
一見責任感の強いように見えますが、
一方で、「自分は正しい。周りが違う。」と言っていることになります。
人は、とても弱いもの、
無意識に自分が傷つくのを守るため自分を正当化しがちです。
その守りが強くなればなるほど、ストレスも増えていくので、
ゆっくり手放せるところから手放していきましょう。
また、身体というのは、とても正直で身体の中でも弱い部分に症状が出ます。
一度、過度なストレス下で経験した感覚を覚えていて、
再びストレスを感じた時、同じ症状を出す場合があります。
蕁麻疹で表現した人は、再び蕁麻疹を。
アトピーで表現した人は、アトピーで、といった感じですね。
頻繁に、めまいが起きる場合、
一番最初に出た時の状況を思い出してみてください。
同じような状況下を無意識に繰り返してはいないでしょうか?
この場合、症状を改善していくには、
大元の原因を見つけ、悪循環に気付いていく必要があります。
めまいが伝える身体からのメッセージ
めまいは、最初にお伝えした通り、地に足がついていない、安定していない状態です。
1)ひとりで背負うのは手放しましょう
次から次へとひとりで背負いこみ、常に思考を巡らせてはいませんか?
頭ばかり働かせて、先へ先へと意識が向いているため足が追いついていけません。
ちょっと立ち止まってみてください。
また、その思考から、
誰かに尽くすことに専念してしまい、自分を後回しにしてしまってはいないでしょうか?
たったひとりで出来ることは、とても限られています。
自分の健康、バランスが整って始めて
誰かのために力を注ぐことができます。
2)ネガティブな想像にとらわれないようにしましょう。
悩みや不安に心奪われてしまい、
悪い方へと想像力を働かせすぎて、脳を疲れさせてしまってはいないでしょうか?
脳の神経は、
自分が思っていること、信じていることに合わせてアンテナを張ります。
なので、悩めば悩むほど、その悩みを深くしてしまう情報を自分から集め出し、
さらに不安になっていきます。
そして、「ほら、やっぱり」という現実を引き起こしてしまいます。
実は、「穏やかに暮らしたい」と強く願うほど、
脳は、その望みとは反対の「穏やかではない状態」に意識が向き、
「穏やかではない状態」の情報、状態ばかりを選んでいくのです。
それでは、心をヘトヘトにしてしまうのはお分りいただけますよね。
悩みや不安にとらわれがちな人は、
過去の何か強い経験が、記憶の中に残っていて、強い不安を抱えている場合があります。
その時の経験から、自分がこれ以上深く傷つかないよう
その時決めた信じ込みのまま、精一杯自分の尺度で物事をジャッチしようとします。
今もその信じ込みは必要か、客観的にみてみましょう。
ある意味、とてもこだわりがある強い意志の持ち主なので、
必要なこだわりと不必要なこだわりのバランスが取れていくと良いのではないかと思います。
そして、余談ではありますが、メニュエール病の場合、
耳鳴りも一緒になります。
「耳鳴りがあるから聞こえない」のではなく、
「耳鳴りによって聞かないように」しています。
こだわりがある人は、
ご自身が否定されることに敏感になってしまっているため、
なかなか外からの意見を受け入れることができません。
その言葉が、あなたの人格そのものを否定しているわけではないので、
否定と取ってしまうものをアドバイスと考えることで、
違った世界が広がっていきます。
柔軟に受け止める心を育ててみてください。
まとめとアドバイス
めまいは、とにかく一生懸命
「やらなきゃ、やらなきゃ」と思考ばかり動いて頑張っている証拠です。
もっとゆっくり肩の力を抜いていきましょう。
ひとりの力では全てを完璧にこなすことなど不可能です。
頑張る背景が、「誰かに認められたい」思いで動いていると
心はいつまでも満たされず、もっと頑張り続けてしまいます。
誰かに認められたい、褒められたい思いの裏には、
自分の価値の低さ、自己肯定感の低さを埋めようとする気持ちが隠れています。
身体が表現してくれていることは、必要があって起きている事。
不調や痛みは、自分のためだけに出してくれているサインです。
自分の内部から生まれていることに気付いて、しっかりメッセージを受け取って下さいね。
以前、めまいがあるクライアントさんに、
めまいが起きた時は、
足を地にしっかり着け、胸を開き、
まるで自分が一本の木になったように
足の裏から生えた根が地球の中心まで届き、大地からエネルギーをもらうイメージをして、
深い呼吸を続けてみてください。とお伝えしたところ
めまいが止まったとご連絡をいただきました。
まさに地に足がつき、身体全体にバランスよくエネルギーが循環した証拠だと思います。
ぜひ試してみてください。
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