膀胱炎になる意味「膀胱炎が教えてくれるメッセージ」
こんにちは、橋本麗子です。
身体が伝えるメッセージを受け取る事で、自分本来の生き方に気付き、
人生を変えていくお手伝いをしています。
本日は、膀胱炎ついてお話しさせていただきます。
私の母もよく膀胱炎にかかっていました。
今、思えば慢性的になってしまっていたのでしょうね。
一番の原因は自己免疫力の低下です。
自己免疫力は、食べ物も生活習慣も大切ですが、
神経伝達する脳がどういう動きをするかも重要になってきます。
膀胱炎は、どのようなメッセージがあるのか、お伝えしていこうと思います。
なぜ膀胱炎が起きるのか
膀胱炎は、膀胱が炎症を起こす病気です。
大腸や直腸などに潜んでいる腸内細菌などが尿道から侵入して、膀胱で増殖することによって
起こります。
女性は、男性よりも尿道の出口から膀胱までの距離が短く、
細菌が膀胱にたどり着きやすいため、男性と比べると膀胱炎を起こしやすいようです。
主な症状は、残尿感や頻尿、排尿時の痛みや下腹部痛。
また、尿が濁る、血尿が出るなどの症状が起きます。
尿を排泄するのに大切な腎機能にも影響がある場合もあるので、簡単に考えず、
まずは、早めに受診される事はやはり大切です。
膀胱炎になる基本的な原因
基本的な原因は、自己免疫力の低下です。
自己免疫力が弱まると、身体をギリギリ維持する方に力を使っていくので、
エネルギーが必要とする菌に対抗する抵抗力が弱くなってしまいます。
そうすると、どうしても自分の弱い部分に症状が出てきます。
自己免疫力を下げる大きな要因は、
慢性的な疲れや、女性のお悩みでも多い冷え、そしてストレスなどが挙げられます。
慢性的な疲れは、
睡眠の質の低下や食生活、精神的なものの蓄積、年齢といったものが関わってくるので、
「何か疲れが取れない」と感じだした時は、
日頃の生活スタイルを大きく見直すきっかけにしたいですね。
そのきっかけを忙しさのあまりスルーしてしまうことで、
膀胱炎だけでなく、その他の病気へと発展してしまい、
さらにはもっと大きな病気へがほとんどなのです。
そして、冷えです。冷えは、万病の元とも言いますよね。
体温が一度下がると免疫力が30%以上減り、血流が悪くなる事は、よく知られています。
最近36度以下の方が多いですが、
「私の身体は免疫力が弱いですよ」と身体が教えてくれるのですよね。
基礎体温を上げることをぜひ意識していただきたいです。
私も良く体調を崩していた時は、平熱が36度を切るくらいで、いつも青白い顔をしていました。
女性は、妊娠中は体温が上がります。
いつも青色い顔をしていた私が長男を妊娠後、体温が上がったお陰で、
とても元気な妊婦生活を送ることができました。
周りの人にも、
「これまでと顔色が全然違うから、ずっと妊娠していたら?」と冗談を言われるくらいでした。
身体は、ちゃんと母体と赤ちゃんを守るために免疫を上げ続けてくれるのですね。
実際、産後は、体温が以前よりさらに低くなってしまったため、
冬は毎月のように風邪をひいたり、頻繁に下痢を繰り返したり、貧血を起こしたり、
体調はひどいものでした。
平熱を高くしておくことが、いかに大事なことか痛感しました。
その時、私も膀胱炎にかかったのを記憶しています。
そして、ストレス。
ストレスは大敵と言いますが、全てにおいて、そういうわけではありません。
ストレスがかかった時に、どのような感情がわき、脳のどこの部分が動き、
身体に反応させているかが重要です。
2013年に、感情の変化によって、どこの体温が上がるかが医学研究結果として発表されています。
幸せを感じれば、全身の体温が上がりますが、
落ち込めば、身体全体が冷えます。
怒りや悲しみ、驚き、不安、恥などいわゆるネガティブな感情が湧くと
顔や上半身は熱が上がりますが、手や下半身は冷たくなります。
その感情が継続すれば、頭ばかりに熱が行き、腰から下の冷えが慢性になるのも当然です。
ネガティブな感情が湧くのは仕方なくとも、持ち続けないということが大切になります。
心因性の発熱に、解熱剤の効果を期待する事はできないのです。
ネガティブな感情に支配されそうになった時、
これをすれば切り替えられるという自分だけの方法をいくつか持っているのを
おススメします。
それでは、
「感情は身体の体温に影響を与える」のを踏まえながら、膀胱炎のメッセージを見ていきましょう。
膀胱炎からのメッセージ
1 膀胱は排泄する場所です。
身体から不要になったものを排泄する場所です。
そこにトラブルがあるので、いらないものを手放すことができないという一つのサインになります。
手放すのに痛みを伴うような気がしていたり、
手放すことに恐れや不安があって、
思うようにならないと感じてはいないでしょうか?
古い考えや自分だけの考えに縛られていないか振り返ってみましょう。
これは、自分ではなかなか自覚できない部分でもあります。
だからこそ身体からサインが出るのですね。
2 痛みには、「不安や恐れ」の感情と「怒り」の感情を表現します。
先程の体温と感情の関係性からもわかるように、
常にその感情を持ち続けていると下半身が冷えていきます。
何に対し、不安や恐れを感じているか、
何に対し、怒りを感じているか、自分の内側に問いかけてみましょう。
一見、何のことかわからないという方は、無意識に感情を抑え込み続けるのが
習慣になっている可能性があります。
3 膀胱は、腎臓の働きと関連しています。
腎臓で作られた尿を貯めておく場所で、腎臓のメッセージは異性との関係性を表します。
パートナーに対して、隠された「怒り」やバランスが取れていないと感じていると
そこから繋がって膀胱に影響が表れます。
また、性器というのは、性別を象徴する場所です。
女性ならば、女性であることを受け入れる場所でもあります。
会話においてタブーの空気がある、
性器や性行為に対して、そのような感情があると膀胱炎になる可能性があります。
体温と感情との関係でいくと、「恥」のような感覚ですね。
身体も営みも全ては神様が決めたこと。
否定的な感情で必要以上に蓋をする必要はないのだと思います。
性交渉の後、36〜48時間後に症状が出たりするそうなので、
その点も注意してみてください。
まとめとアドバイス
膀胱を支配する神経は、自律神経です。
「自律神経」は自分の意志ではコントロールできない場所ですね。
そして、膀胱内の筋肉の一部は、
やはり自分でコントロールできない特殊な働きをもつ筋肉の排尿筋でできています。
自律神経については、「自律神経失調症」のところで詳しく紹介しているので
そちらもご参考になさってください。
![](https://reiko-h.jp/wp-content/uploads/2021/09/コンセプト-6-160x90.png)
つまり、コントロール出来ないものに対し、神経質に気にしすぎるあまり、
一生懸命感情をコントロールしようとしていないか、ご自身を振り返ってみてください。
そもそも誰も好んで「不調」や「身体の痛み」を体験したいわけではありません。
それでは、なぜ「痛み」が起きる必要があるのかといえば、
人は、心も身体も「痛み」を感じることでしか、
現状の違和感に気付くことができないからなのですね。
「心」からは、「自分はどう感じているのか」という本当の気持ちを、
「身体」からは、「身体のトラブル」を知らせるサインを。
身体に痛みを起こすには、脳の神経が伝達しているのですから、
その脳がどういう思考を持った動きをしているか、心の作用を通して、
身体にとても大きく影響をしているか、わかっていただけるのではないかと思います。
症状が出ていれば、すぐに対処が必要ですが、
毎回対処で、「痛み」を一時しのぎで抑えていては、
身体が本当に気付いて欲しいことに気付くことはできません。
どうして、わざわざ身体は、痛い思いをしてまでサインを送ってくれたのか、
根本原因に気付いてみましょう。
人は、身体に不調を持っていると、
行動をセーブしたり、
「何かあったら」と引き戻してしまう脳の動かし方を無意識にしてしまいます。
「気付く」ということは、
これまで無意識のうちに「こうあるべき」と決めていた自分の世界の限界を広げ、
人生の選択と自由度が増していくことに繋がっていきます。
ぜひ、本当の自由を感じてみてください。
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