膵臓ガンになる意味「膵臓ガンが教えてくれるメッセージ」
こんにちは、橋本麗子です。
身体が伝えるメッセージを受け取る事で、自分本来の生き方に気付き、
人生を変えていくお手伝いをしています。
本日は、膵臓ガンついてお話しさせていただきます。
膵臓にトラブルがある方は、
人生に苦労を背負いこんでしまっていたり、
誰かの喜びのためだけに生きてしまっている可能性があります。
自分で自分の人生の喜びを感じていきましょう。
膵臓ガンの原因と症状
膵臓は、胃の裏側にある、長さ15~20cmの細長い臓器です。
主な役割は2つ。
1つは、「膵液」という消化液を分泌し、食べ物の消化を助けます。
もう1つは、インスリンなどのホルモンを分泌し、血糖値を一定濃度にコントロールします。
膵臓がダメージを受けるとインスリンの分泌が低下し、
血糖値が上昇するため、糖尿病を招きます。
膵臓ガンの症状として、
腹痛、食欲不振、腹部膨満感(おなかの“はり”)、体重減少、黄疸、
糖尿病の発症・増悪、背中の痛みなどが挙げられます。
気丈な父の膵臓ガンがわかったきっかけは、黄疸でした。
ガン細胞の成り立ちとメッセージ
人は、約60兆個の細胞からできています。
細胞が分裂するときには、元の遺伝子をコピーして、次の新しい細胞を作ります。
それが、何らかの原因で遺伝子に傷がつき、
正常な細胞にならず、間違ったデータのまま生まれてしまったのがガン細胞です。
この細胞は、本来自分の中から生まれた細胞なので、
免疫細胞の目には即座に見つからず、
かつ遺伝子の異常ですから、通常の体内機能にも反応しないため、
「死なない細胞」で分裂を繰り返します。
免疫細胞が活躍してくれているうちは、ガン細胞を毎日やっつけてくれますが、
免疫機能が低下し代謝が悪くなると、死なない細胞は増殖していきます。
ガン細胞は、どうしても嫌われものの存在に思われてしまいますが、
間違いなく、私たちの身体の中から生まれた一部です。
傷つき、見つからないようにその存在を置き、そして死なない。
その象徴は、紛れもなく、
傷ついてしまったばかりに表の存在から隠してしまった本当の自分の姿なのです。
膵臓ガンからのメッセージ
糖尿病との関連性
膵臓がトラブルが起きると糖尿病を招くことから、
糖尿病と繋がるメッセージがあります。
糖尿病は、血糖値が高くなることで、体内の糖を尿で排出する病です。
糖=自分の中にある甘さ を認めないよう外に出してしまっているのです。
自分に厳しい人は、どうしても周りの人にも厳しい存在であってしまい
互いに苦しくなっていってしまいます。
第3チャクラ、感情との関連性
膵臓や胃がある場所は、チャクラでいうと第3チャクラで、
ソーラープレクサスチャクラと呼ばれます。
それは、「太陽」の意味。
自分の中にある力が夢の実現に向け動き出すパワーの場所です。
そこにトラブルが起きる時は、
夢の実現に対し、不安や不信といった感情振り回されている場合があります。
自分という存在に対し、信頼がなくなると
次への行動へ踏み出せなくなるため、無気力になります。
「無気力」は、「自分の人生はもはや想い通りにならない」と
心が苦労にばかり焦点を当ててしまい、希望が見えなくなってしまうのです。
胃の裏に位置する関連性
しかも、膵臓があるのは「胃」の裏です。
自分の存在を表に出すことなく、一生懸命働く。
誰かのために心を砕き、心身ともに使いきっているのかもしれません。
自分ではなく、誰かのためだけに動くと、自己犠牲や義務が生まれてしまう時があります。
自分の想い通りになって欲しいという過大な期待や
願い通りにならなった時には、
自分が至らなかったのかと罪悪感も生まれるかもしれません。
自分で自分の人生に意思を持って、期待し、コントロールしようとするなら、
そこに感情の揺さぶりは起きませんが、
コントロールできない他人の人生まで背負おうとすれば、自分を失ってしまいます。
愛との関連性
膵臓にトラブルがある人にとって大切なのは、
自分の人生に自分で喜びを生み出していくことです。
誰かのために尽くすことは、一見優しく美しく見えますが、
一方で、自分の満たされない想いを誰かで埋めようとしている行為になってしまっています。
「愛されたくても愛されない」
満ち足りた愛の経験なく育った過去がそうさせているのかもしれません。
ですが、
「自分の喜び」の形が、相手の「喜び」の形と同じとは限りません。
自分を犠牲にして、誰かを幸せにすることが、
人一人の人生の生きる目的ではないことに気付いていきましょう。
自分の見方を変えることで、
自分の中のこだわりもコントロールも解けていきます。
「すでに、喜びは、すぐそこにいくつもある」そのことに気付いていきましょう。
膵臓ガンだった父を看取って
父が膵臓ガンになるまでは、周りの方で膵臓ガンになられた方を聞いたことがありませんでした。
ですが、
私が今の病を通して心をカウンセリングしていこうと決め、
少しずつ勉強をし始めた頃から、
知人やクライアントさんの大切な方が、
「膵臓ガン」になられたというのをよく耳にするようになりました。
まるで、もっと父と向き合えというかのように。
そして、その度に、その方たちは、きっと私の父のように
と感じるようになりました。
そんな方は、天に召されるその時も、誰一人一番負担をかけない瞬間を選ぶのです。
メッセージに気付いて、
そこで何かを変えていこうと思っていただけるのもありがたいことですが、
正そうとせず、
ご本人の一番望むあり方のままでいるのも、それもまた最善なのだと思います。
周りからはよく「後悔しないようにね」と言われましたが、
そもそも後悔とはなんでしょうね。
「後悔」を避けようとするのは、こちら側の「エゴ(我)」ような気がします。
「死」で人生は終わる
そう思ってしまうと、どんなに何かをしたとしても、「後悔」は残るでしょう。
今、この時の、この瞬間、誰かのためになにか純粋にしてあげたいことがある、
そのことだけで素晴らしいことだと私は思います。
父は、ずっと心臓が悪く、心筋梗塞をしていて3回カテーテルの手術をしていました。
「死ぬ時は心臓だ」
「俺は大丈夫だ」
と強ぶるのが口癖だったのに、ガンで亡くなるとは思ってもみませんでした。
ガンにかかるきっかけとなる要因は、
その時から3〜5年前に何か辛いショックな経験をしていると言います。
父が膵臓ガンとわかった数ヶ月前は、母の胃癌がわかり、手術を終えたばかり。
このことを知るまで、
私は母のガンがショックを受けたのだろうと思っていたのですが、違っていました。
両親が揃って数ヶ月のうちにガンが判明したちょうど3年前は、
私の精神状態肉体状態に限界が起き、全てから心を閉ざした時だったのです。
私は心も身体もボロボロで被害者意識満載でしたが、
両親のガンのきっかけは、私だったんです。
心と身体は自分のものですから、自分で守るしかないけれど、
その守ることが、ひいては、未来の家族全員の心と身体を守ることに繋がっていたのだと
痛感しました。
だから、何があっても、まず人は、自分を大切にしていく必要があるのです。
父は、愚痴も言わず、誰かに頼ることもせず、
ただ自分に厳しく、いつも自分は後回し、
母に「これほど苦労した人はいない」と言わせるような人でした。
膵臓ガンの方がなる思考の典型のような人だったのです。
まとめとアドバイス
膵臓は、胃の裏にあるため「沈黙の臓器」と呼ばれます。
そこがガンになると発見が遅れ、大抵の場合は既に転移しています。
父もわかった時は、余命半年。
病院からは、もうなす術がないとその時は言われました。
あちこち調べても、お医者さんと同じ答えしか載っていません。
その後、心理技術を学び、先生が教えてくれました。
何をどう捉えるかは人それぞれだと思います。
思考で何かが変わるのか、という方もいると思います。
私も、お医者さんを否定しているわけではありません。
担当医の方は、本当に最善を尽くし、少しでも苦しくないよう心を折ってくださり
今でも感謝しています。
病状に詳しいお医者さんのアドバイスを聞き、今後の方針を決めていくこともあるでしょう。
忘れないでいただきたいのは、
お医者さんに言われたから、、、、ではなく、
「未来の生きる悦びのために、自分主体で」決断していただきたいことです。
それまでの母も私も、あまりにも「病」に関して受け身すぎました。
お医者さんからの言葉で、「治らない」と決めてしまいました。
でも、やれることは他にもあったんです。
身体は、正直です。
無口な人の心の声を身体が代弁しているにすぎません。
忍耐強い方は特に、本当の自分を押し隠すのが上手です。
小さなサインを逃さず、本当の自分の思いに気付いていきましょう。
人生の生きる悦びを見つけ、自分に甘さを許して上げてください。
ここから先、病になりにくい身体を創るためにも
今から心のあり方を少しずつ変えて行っていただけたらと思います。
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